潜在意識に何を持つかで場を明るくも暗くもする

場を明るくする人・暗くする人

たった一人、部屋の中に入ってきただけで、部屋の中に太陽の光がさしたかのようによどんだ空気が一掃されて、穏やかで温かな会話が生まれるムードメイカーがいませんか。
反対に、たった一人、部屋の中に入ってきただけで、暗い空気が流れて弾んでいた会話がフェイドアウトしてしまう、そんなムードメイカーもいるかもしれません。
この空気感って何なのでしょう。



その人の雰囲気?確かに雰囲気は当てはまりそうです。その人の雰囲気が部屋中に伝染して広がっていったとしたら、ある意味強烈な雰囲気を持っていることになります。
その人の話し方や内容?これも一理あるでしょう。暗かった会話が一気に明るくなったり、明るかった会話が一気に暗くなるのは、強い影響力を与える人の発する話し方や内容が大きく関わっています。



潜在意識に何を持つか

雰囲気は潜在意識にその人が持っているもの、と言い換えることができます。
場の空気を明るくしたり暗くしたり、その人の印象を一瞬で伝えてしまったり・・・言葉以上に、たくさんの情報を伝えています。
自分でも気づかない間に自分と他人に大きな影響を与えています。



それもそのはずで、潜在意識は、意識全体のうち約90%をも占めています。
普段意識している意識は顕在意識ですが、こちらは意識全体のうち約10%に過ぎません。



「あの人は明るい印象だな。」というように直感的に感じる力や、「素敵だな。きれいだな。」と感じる力、「もしかしたら悩んでいるのかもしれないなぁ。」と相手の潜在意識にあるものを何となく察知し感じ取る力、「何かよくないことがあるかもしれないぞ。」と先の見通しをたてて予見する力、これらはすべて潜在意識の力です。
五感の感覚も潜在意識になります。



雰囲気の話に戻りますが、あなたはどのような雰囲気の人になりたいですか。
大切なのは、「私はこんな雰囲気の人」というイメージを持つことです。
イメージを持つ=潜在意識に持つ ことになります。
潜在意識にあるイメージを持ったら、そんな人として過ごしましょう。
潜在意識に定着させるコツは、「繰り返し」です。
何度も繰り返すと、自然に自分のものとして定着します。



暗示文セラピーは、イメージを暗示文にして潜在意識へ定着させていくセラピーです。
自分を変えたい時や、セルフブランディングしたい時にぴったりです。



ヒプノセラピーサロンフェイス 藤井裕子
2020年08月18日