-留学太り、不摂生な生活、
運動不足から抜け出して
高校時代の体型に戻した実践記-
こんにちは。
ヒプノセラピーサロンフェイス、代表セラピストの藤井裕子です。
これは、ヒプノセラピスト(催眠療法士)である私が、持てるスキルを使いダイエットの悩みを解消した実践記録です。
最初に断っておきますが、私は モデルさんのようなスーパーボディでもなく、決して完璧ではありません。
でも、好きなものを我慢することなく食べて、食べ過ぎてしまった時も自己嫌悪になることなく体重調整ができるようになり、苦なく適度に動き、7~9号の洋服が着られて、リバウンドすることなくキープできているという望みを自己暗示ダイエットで叶え、高校時代の体型に戻しました。
なぜ高校時代の体型なのか?
体のことも心のことも色々なことを総合的に考えて、「一番バランスが取れているかな」と思える自分なりの基準が高校時代の体型だったからです。
今でこそ、「なぜ甘い物をいっぱい食べたり、食べ放題へ行ったりするのに太らないの?」と聞かれるようになりましたが、自己暗示ダイエットをする前まではそうではありませんでした。
高校の運動部を引退した後、3.5kg増えました。
ストレスで体重が激減した時期がありましたが、すぐに戻り、3.5kg増が当たり前になっていました。
その後、留学をし、推定7~8kg増えて帰国しました。(怖くて体重計に乗らなかったのですが、もっとかもしれません)
自分で見てもびっくりする太り具合ですが、実際の写真をお見せします。(整形、修正はしていません。念のため…)
帰国後、ヒプノセラピーサロンフェイスをオープンし、20代~60代まで、様々な年代の女性がご来店下さいました。
特に、仕事、恋愛、ダイエット、人間関係はお悩みの中でも多いテーマでした。そのような中で出来上がったのが、独自のヒプノダイエットメソッド(総合法令出版)です。
ある出来事をきっかけに、私もせっかくヒプノセラピストなのだから、催眠療法を使って自分のためだけのダイエットセラピーをしようと思い立ちました。
ここから、私の自己暗示を使ったダイエットが始まります。
ヒプノダイエットをベースに、月1エステセラピーというメニューでご提供しているような、悩みや希望に即した自分のためだけのセラピーで徹底的に悩みに向き合うことにしました。
望みに妥協しない
今度こそ、本当にダイエットしたい。早速、自分で自分をカウンセリングしました。ここで何より重視したのは、望みに妥協をしない!ということです。ヒプノセラピー(催眠療法)は、潜在意識(無意識)に働きかけますが、妥協した望みは潜在意識から変わりたいと思える魅力があるでしょうか?
答えはNOです。
甘い物やパン、好きな物は我慢したくないし、でも体重を落として引き締まった体でいたい。我慢して一時的に痩せるようなダイエットからはもう卒業したい。etc.
望みはたくさんありました。
たとえ、わがままな望みであったとしても、潜在意識から変わるには、望みに妥協しないことこそがキーなのです。
そこで、出来るかどうかを別にして、まずは望みをとことん挙げてみるところから始めました。
結果的に、全てを叶えることができましたが、以下が当時手に入れたかったことです。
☑ 我慢はしたくない。食べたい物は好きに食べたい
☑ 甘い物やパンは好きだから、やめる気はない
☑ “食べないで痩せて、元の食生活に戻して逆戻り”というダイエットは卒業する
☑ 自己嫌悪に陥らない。食べ過ぎた日があっても別にいい(ちゃんと調整できるのなら)
☑ でも太りたくない。もう少し減量したい
☑ 適度な筋肉があってしまった体がいい。メリハリがあったら、なおよし!
☑ 運動を全くしていないから、した方がいいかな。でも気乗りしない運動はしたくない
☑ 肩こりを解消したい
☑ 不要なものをため込まない人になりたい
☑ 一生無理なく続けられる習慣が、いつの間にかスリムな体型につながっていたら最高
(だから、今後はダイエットなんてする必要がない)
☑ “食べちゃいけない、運動しなくちゃいけない”という義務感がない状態でいたい
☑ 心身両面、色々な面で調和が取れるようになりたい
今まで、ある物だけ食べるダイエットや、食べないダイエットなど、効果があると聞けば色々試してみました。体重を落とすことはできましたが、一定期間取り組んで普通の生活に戻した途端に元に戻ってしまったり、我慢がストレスになっていました。また、そのようなダイエットを頑張っている期間は、外食などのきっかけがあると、途端にスイッチが入ったようにうまくいかなくなってしまうこともありました。
そして、改めた方がよいと思いつつも、見て見ぬふりをしてきた習慣がたくさんありました。
その一つは、大好きな甘い物やパンをたくさん食べてしまうこと。
別に食べる時があってもいいとは思うのですが、朝食に菓子パンを3つ食べてしまうような栄養バランスが悪い食習慣は改めたいと思いつつ止められないでいました。そのせいか、以前は出たことがなかった吹き出物が常時5個以上、繰り返しできるようになってしまって、肌の調子が悪い時期が続きました。
運動に関して言えば、座り仕事なのに運動をほとんどしていないこと。肩こりがひどかったし、ダイエットもしたいので、運動した方がいいと思ってはいても、重い腰が上がらないままでした。高校時代は程よい筋肉がありましたが、衰えていく一方です。
高校の部活引退後から体重が増えたままになっていて、「少しだから」と自分に甘く、妥協していました。体重増加が顔に出るので、顔がまんまるなのが嫌だと思いながら、放置したままです。
こうした悩みから、叶えたい望みを挙げていきました。
暗示は何でも叶えてくれるのか?
暗示にかかると、まるで操られたかのようになり、自分が望んでいないことをしてしてしまったり、食欲がなくなって危険が伴うのではないかと連想するかもしれません。
でも、これらは全くの誤解です。
いかに暗示であろうと、出来ることと出来ないことがあります。
意識で望んでいないことは、顕在意識のフィルターを通ることができず、潜在意識には届きません。
野菜が大嫌いな人が、達成したいダイエットや健康のためだと思っても、絶対に嫌だと思ったら、暗示で大好きになることはできません。
ただ、「望み達成のためならやってみたい」と思えるのなら、今まで大嫌いであっても変わる可能性は多いにあります。
また、おなかがすかなければ、自然にダイエットができるだろうから、「私はおなかが空かない人になります」という願いを持ったとします。
でも、それは暗示では叶えられません。
なぜなら、「空腹」と「食欲」は別物だからです。
潜在意識が体に栄養が必要だと教えてくれるのが「空腹」で、それは心臓や肺が意識しなくても動いているように、生きるための本能的な力です。
「食欲」は習慣です。
暗示が助けてくれるのは、無意識に定着している習慣を、望みに合った習慣に変えることです。
ですから、暗示そのものが特効薬のように減量を叶えてくれるのではありません。
暗示を使うことで今自分が無意識に持っているダイエットに望ましくない習慣を手放し、代わりにダイエットに効果的な習慣が定着するということが結果的にダイエット成功という目的を叶えてくれることになります。
私は、食習慣、毎日の運動習慣、考え方の癖などの無意識の設定を新しくするために暗示文を使いましたが、クライアント様のセッションで、食と心の傷(トラウマ)が結びついていると考えられる場合には、トラウマをカウンセリングで探り、退行というセラピーを使う場合もあります。
ダイエットは辛くて我慢すもの、という概念を変える
私が暗示で最初にしたことは、無意識にあるダイエットの概念を変えることでした。
今まで、「ダイエットは痩せるために目標体重になるまでするもの」という考え方でした。
1か月で5キロ痩せる、というように「痩せるまで」という期限付きで、好きな物を我慢したりストイックに運動をしたり、我慢になろうが、ストレスになろうが、目的が達成できればいい、という考え方になっていました。
今まで、ダイエットとは、目的を達成するために(痩せるため)にする辛くて制限だらけでストレスがたまるもの、という概念です。
期限付きなので、これではダイエット期間が終われば元の生活に戻ってしまうのは当たり前です。
自分が持っていたダイエットの概念を変えること、それは私にとって、一生無理なく望みを叶え続けることに大きな役割を果たしてくれました。
「ダイエット実践記」は、その名の通り、私自身の実践記です。
お恥ずかしい話ですが、二段階で太った過程や、そのまま妥協して過ごしていた頃のこと、そして、私が使った(現在も使っているものを含みます)30の暗示文、今に至るまでの過程全てを書いています。